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第5回、第6回沖縄INARSコース@沖縄協同病院が開催されました

May 29, 2016

5月29日(日)に、沖縄協同病院を会場として、INARSコース(看護師のための心肺停止回避コース)が開催されました。
 

今回、ISLSに引き続き、会場を提供していただきました沖縄協同病院様に、心より感謝申し上げます。


当初、2ブースのコースを1コース開催の予定でしたが、熊本の震災などの影響でインストラクターが不足し、急遽、1ブースのコースを2コース(ダブルヘッダー)で行うこととなりました。受講生の皆さまにも時間の調整をお願いすることになってしまいましたが、快く応じていただき、ありがとうございました。


INARSコースは、患者さんが心停止に陥るのを防ぐための3つの柱である、「体系的アプローチ」「チーム力」「報告」を学ぶコースです。「学ぶ」と書きましたが、実は、ベテランナースは、これを経験によって身につけているんですね。


実は、心肺停止の数時間前には、患者さんの状態が悪くなっていく徴候が現れている事が多いと言われています。患者さんに接する時間の長い看護師は、この徴候に気付くことが多いのですが、同じ患者さんを見ても、ベテランナースと新人ナースでは認識が異なることがあります。INARSコースは、この認識の差を埋める役割を担いうるものです。新人ナースには、ベテランナースの思考過程、行動を学ぶチャンスであり、ベテランナースにとっても、自身の行動を分析して再認識したり、新人ナースに指導するときの「なんでわかってもらえないんだろう?」という気持ちに応えることができると思います。


今回も、受講生のみなさんは、前のめりに、笑顔でとりくんで下さいました。コース後には、「うちの施設の職員、全員がこのコースを受けたら良いのに!」「私の病院で開催してもらうことができますか?」などの感想、質問をいただきました。


次回は、10月頃、沖縄本島、あるいは、宮古島での開催を予定しています。日程が決定しましたら、救命処置を楽しく学ぶ会のfacebookページ、ホームページでアナウンスいたします。
 

今後も、楽しく学べる機会を提供できるよう、メンバー一同がんばっていきたいと思います。
 

 

インストラクターは、コース前日の夕方と、当日の朝早くに打ち合わせをしました。これは、朝の打ち合わせの様子です。
皆さま、お疲れさまでした。

 

導入講義の様子です。
INARSは、どのようなコースなのだろう?学ぶことによって、何が得られるのだろう?
約5分間の短い講義です。

 

コースはほとんどが体を動かして行うシミュレーションとディスカッションから成ります。
ポイントは、状態を評価したり情報を集めたりする「評価」と実際に起こす「行動」の間にある、「認識」を大切にしてメンバーに講述し、チーム内で共有することにあります。
「SpO2が低い」→「酸素投与」と反射的に起こす動きの根拠となる認識を分析するという発想を学びます。
・・・なんて書くと難しいですね。これを体を動かしながら楽しく学べるコースです。

 

ホワイトボードに、認識した内容が書き込まれていきます。
ベテランさんにとっても、「私が何気なく行っていた行動の根拠はここにあったのか!」と新たな気づきがあります。

 

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