宮古島PUSHコース

胸骨圧迫・AEDそして勇気

心肺蘇生は難しいと思っていませんか?
もちろん、日々訓練に励んでいる救急隊員のようにはできないでしょう。「完璧でなくても良い。救える命を救うために、みなさまにもできることがある。」と聞いても、信じられないかも知れません。

心臓が止まった瞬間から電気ショックが行われるまでの時間が、1分遅れると、救命率が10%ほど下がると言われています。日本では、地域によっても差がありますが、119番通報してから救急車が現場に到着するまで、約8分から10分程度かかると言われています。そうすると、心肺蘇生のプロである救急隊員が現場に来てくれても、そのとき、傷病者の方に残された救命の可能性はどれくらいあるのでしょう?
目の前で心肺停止になった方がいたとき、救急隊員が来るまでの間、胸骨圧迫心臓マッサージを行うことで、救命率は2倍、そして、適切にAEDを使うことでさらに2倍、あわせて4倍も救命率が上がると言われています。

必要なのは、「3つのPUSH」です。

この「3つのPUSH」をだれでも、楽しく、短時間で学べるのがPUSHコースです。

子供から大人まで、主として医療職ではない一般の方を対象としています(医療職の方も受講できます)。

コースは、質の高い胸骨圧迫とAEDの使い方の2つに絞られており、人工呼吸のトレーニングは含まれません。AEDは、今や、日本全国、どこにでもありますが、「正しく安全に使う」ことができなければ、宝の持ち腐れです。しかし、使い方は簡単。コースを受講することで、AEDを使う「勇気」を手に入れることができます。

 

何時間のコース?

約45分から60分のコースです。

小中学校の時間割の「1時間」におさまる構成になっています。

「胸骨圧迫とAED」のみのコースが基本ですが、ご要望により、人工呼吸などもカリキュラムに組み込むことができます。その場合には、コースの時間はもう少し長くなります。

受講料は?

宮古島PUSHコースは「無料」としています(2018年9月~)

宮古島PUSHの取り組みについて

【救命の輪を広げたい】
学校で:宮古島市内の小中高校で、授業の一環としてPUSHを取り入れていただく。

職場で:医療、介護の現場、そして、一般企業での心肺蘇生教育の方法として採用していただく。

スポーツ団体など:スポーツ教室に関わる指導者、ご両親、そして、子どもたちへ。

競技大会など:マラソン、トライアスロンなど、多くの参加者、スタッフがあつまる大会でのマストレーニング。

そして、PUSHを受講した後、さらに学びを深めるために、消防が行っている普通救命講習を受講したいという方が増えていくこと。

 

【心のケア】

心肺蘇生に関わった方が、気持ちの落ち込みを感じることがあると言われています。

消防、病院、診療所などと連携して、そのような方々の心のケアを行う取り組みを始めています。

©2008 救命処置を楽しく学ぶ会